去る1月22日、東京都北区で活動中の市民団体「スマイリーサン」の皆さんとお話ししてきました!
ケリアプロジェクトと同じように、障がいのあるお子さんを持つ保護者の方々で立ち上げた団体で、現在活動4年目だそうです。
スマイリーサンの活動の一環として、障害者マークの制作・配布をしています。
一般的に車椅子といえばまず自走式(車輪が大きく、使用者が腕を使って自力で進むタイプ)を思い浮かべる人が多いと思いますが、実は車椅子には電動式、リクライニング式などいろいろなタイプがあり、形も様々です
特に誤解を受けやすいのが、障害児や体の小さい障害者の使うバギータイプです。ベビーカーと似ているため、それが障がい者用だと気がつかない人に電車内でたたむよう注意されたり、本来車椅子優先の状況で配慮してもらえなかったり、ということがあります。
そこで、車椅子につけるステッカーや缶バッジをデザインし、障害があることに周りの人が気付きやすいように使ってもらう取り組みです。
それから、健常者の方が街で障がいのある人を見かけて、「もしかしてお手伝いが必要かな?」と思っても、実際に声をかけるのはちょっと勇気がいりますよね。困っていそうに見えても実はそうでもないかもしれないし……
障がい児者の方でも、ヘルプが必要な時でもやはり見知らぬ人に声をかけるのは簡単なことではありません。
そこで、スマイリーサンでは「Happy to help」マークも開発しました。健常者がこのマークを身につけることで、「困った時には自分に声をかけて大丈夫ですよ」という意思表示をすれば、障がい児者の方でも安心してお願いすることができます。
こういうアイデアはどんどん広まってほしいですね。
スマイリーサンでは、他にも障がい児のための親子スイミングや運動会など、いろいろな活動をされています。
そして、現在NPO法人を立ち上げるべく申請準備中! スマイリーサンについて、詳しくは以下のリンクからどうぞ。
将来的には、ケリアプロジェクトともいろいろ協力していただけるとありがたいです。スマイリーサンの皆さん、頑張ってください!
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