こんにちは
スタッフTです。
今回ご紹介するのは北海道のトムラウシ山周辺になります。
前回の「『黒部の山賊』を訪ねて」の続編はまた後日に。
トムラウシ山は大雪山系に属し、大雪山一帯はカムイミンタラとも呼ばれています。
カムイミンタラは「神々の遊ぶ庭」という意味で紹介されていますが、アイヌ文化ではヒグマ=カムイ(神)なので、細かく解釈すると「ヒグマがよく出没する場所」ということなのでしょう。
ただ「神々の遊ぶ庭」と聞くとロマンを感じ、「想像が膨らむなぁ」と思います。
トムラウシ山は大雪山の中で最も奥深い山の一つで、大雪山(旭岳や黒岳)から南北をつなぐ縦走ルートは上級者のみ立ち入ることができます。
私はトムラウシ山近くでキャンプし、翌日縦走ルートを途中まで散策し下山しました。
北海道の山は標高こそ高くはないものの(緯度が高いため気象条件は厳しい)、雄大で奥深いのが印象的でした。
このトムラウシ山の縦走コースは平日だったせいもあってか、他の登山者の姿をほとんど見ることがなく、「大自然の懐にポツンと一人」という状況がとても心地良かったのでした。
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