ふわふわサクサク白くて甘~い?

ケリアブログ

こんにちは。ケリアブログです。

このブログでは、ケリアプロジェクトのメンバーや、ゲストライターから寄稿していただいた文章をもとに「グルメ」「旅行」「時事」「歴史」などのテーマに合わせて記事を載せていきます。これらの記事には、一般の読者の皆様にお楽しみいただくとともに、生活介護施設「ゆかりの木」での日々の活動のアイデアを蓄積していく目的があります。

ケリアプロジェクトのメンバーには日本以外の国の出身者や、海外生活の長い者もいます。また、山登りや旅行が趣味で、豊富な旅の経験を持つ者もいます。それらの経験を活かして楽しい記事を考えていきます。

さて、記事の第一弾は「グルメ」。まずはいきなりクイズです!

ふわふわでサクサク、真っ白で甘~い生地にホイップクリームとフルーツたっぷりのトッピング。南半球の家庭の味、このお菓子はなんでしょう?

答えは「パブロヴァ」

オーストラリアとニュージーランドでは国民的スイーツともいえるポピュラーなお菓子です。低温で時間をかけて焼き、外側はサクサクで内側はふわふわに仕上げたメレンゲの土台を使い、ホイップクリームをたっぷりのせた上に季節のフルーツを飾ります。

このお菓子、ロシアの伝説的なバレリーナ、アンナ・パヴロワのチュチュをイメージして20世紀初頭に誕生したと言われていますが、オーストラリアとニュージーランドの間でどちらが元祖かで長いこと論争が続いています。新聞や雑誌で定期的に白熱しているこの争い、いつか決着はつくのでしょうか…?

また、各家庭で微妙に作り方が違い、門外不出のレシピが親から子へと代々受け継がれていくことも。各自「うちのが一番おいしい!」と断言して譲らないのもパブロヴァあるあるです。

日本でも簡単に手に入る材料ばかりで、時間はかかりますが手順もシンプルなので、パブロヴァのレシピの一例をご紹介します。

材料:卵白3個分、粉砂糖180グラム、レモン汁小さじ1、塩少々、ホイップ用生クリーム200ml、生クリーム用の粉砂糖10グラム(オプション)、トッピング用のフルーツ(苺、キウイ、ラズベリー、桃など季節の果物をお好みで)

作り方:

① オーブンは130度に熱しておきます。

② 卵白をボウルに入れ、角が立つくらいにしっかり泡立てます。手で泡立てても良いけれど、かなり時間がかかるので電動泡だて器がおすすめ。泡立てながら、砂糖の半量を少しずつ加えて行き、メレンゲが出来上がったら残りの砂糖、塩、レモン汁をさっくり混ぜ合わせます。

③ ベーキングシートの上にゴムべらでふんわりと広げ、時々様子を見ながら1時間30分から2時間ほどかけて焼き上げます。表面がしっかり固まったらメレンゲのできあがり。

④ メレンゲを焼いている間にトッピングを用意します。生クリームはボウルの底を氷水などで冷やしながら角が立つまで泡立てます。メレンゲにかなり砂糖が入っていることと、フルーツの風味を活かしたいので特に砂糖は入れなくても良いのですが、甘いクリームがお好みの方は10グラム程度の粉砂糖を少しずつ混ぜ込みます。

⑤ 焼き上がったメレンゲをよく冷ましてから生クリームをまんべんなく広げ、その上に適度な大きさにカットしたフルーツをのせてできあがり。冷蔵庫でさらによく冷やしてから、ケーキのように一人分ずつ切ってお召し上がりください。

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