2021年10月、ゆかりの木ではハロウィンイベントを開催しました。実習期間も近かったので、まずゆかりの木でハロウィンを開催してから、実習期間中にもう一度おさらい。実習生にもゆかりの木イベントを体験していただきました。
まず、前準備としてピニャータを製作。ピニャータとは、主にメキシコで行われていた子供の遊びで、いわゆる「くす玉割り」です。紙で作った容器に小さなお菓子をたくさん入れ、デコレーションを施します。これを木からつるしたり、床に置いたりして子供たちが棒などで叩いて割り、出てきたお菓子を山分けします。
本場のピニャータは、クリスマス前に行われるLas Posadasというお祭りや、子供の誕生日に行われることが多いのですが、最近はハロウィンの時期に子供たちが誰かの家に集まって行うことも多いです。
ピニャータの作り方:
① まず風船をふくらませ、そのまわりにちぎった新聞紙を小麦粉糊で張り付けていきます。小麦粉糊は、小麦粉と水を1対1(体積)の割合で混ぜて作ります。この時、一番上部はふさがずに、人の手が入る程度の穴が開いた状態にします。
② よく乾いて固まったら、風船を割って取り出し、土台が完成します。
③ 小麦粉糊を使い、土台の上にカラフルな紙などでデコレーションをつけていきます。最後にお菓子をたっぷり入れ、デコレーションの紙で穴をふさいだら完成です。
さて、日本でピニャータを作るときのポイントですが、日本の新聞紙は質が良いせいか、濡らしてもしっかり形を保っていて、乾くとガチガチになります。海外の新聞紙はそこまで質が良くないのか、濡らすとぼろぼろになりがちです。完成したものを棒で叩くと、海外のピニャータは最後にはなんとかぐしゃっと割れてくれるのですが、日本のピニャータは手ごわいです。
そこで、ゆかりの木バージョンはピニャータの一番上の部分のデコレーションをわざとゆるく貼っておき、「急所」を作りました。この部分を集中的に攻撃することにより、壊れやすくなるはずです。さあ、どうだったかな?
結果はYouTubeで!
ハロウィンにちなんだお菓子のレシピも公開しています。そちらもよろしく!
ところで、ゆかりの木で夏まで育てていたカボチャがありましたが、覚えていらっしゃいますか? 途中で根腐れを起こしてしまい、慌てて2つ収穫したのですが……
残念なことに、2つとも腐ってしまいました。最後は写真も撮れず、庭の肥料になりました。
これにめげず、来年も再チャレンジします。来年の梅雨は雨が長引きませんように……
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