「はしの日」イベント

ケリアブログ

8月4日は「橋の日」だそうです。ゆかりの木では「はしの日」イベントを行いました。

まず第1部は、淡路島出身のスタッフ『ケンゾウ』さんから、明石海峡大橋と大鳴門橋(地元の方はそれぞれ「明石大橋」「鳴門大橋」と呼び習わしているそう)についてお話していただきました。

まず、明石大橋は世界最長の吊り橋です。1990年代に開通しましたが、実は明石海峡に橋をかける構想はその何十年も前からあったそうです。しかし、技術的な問題からなかなか実現化できず、長いこと「夢の大橋」と呼ばれていたとか。

時代が下ってやっと建設が始まりましたが、工事中に阪神淡路大震災が発生。地震の影響で橋桁がずれてしまい、修正が必要になりました。しかし、地震の教訓を得て極めて耐震性の高い建造物となったそうです。

明石大橋は夜間のライトアップでも有名ですが、漁業関係者に配慮して限られた時間内で行われているそうです。

明石大橋の淡路側には淡路サービスエリアがあり、観覧車や展望台などが設置されていて、風光明媚な瀬戸内海の景色を楽しむには絶好のスポットです。ただ、上り線と下り線共有のSAなので、うっかり目的地と逆方向へ出て行ってしまう車が結構多いとのこと。お立ち寄りの際はくれぐれもお気をつけて。

一方の鳴門大橋ですが、こちらは島をつないで行く区間があるため比較的工事が容易で、明石大橋よりもずっと早く完成しました。明石大橋と同じ吊り橋で、形もよく似ています。

サービスエリアはありませんが、記念館が併設されていて、橋や渦潮に関する展示を楽しむことができます。

そう、鳴門と言えばもちろん渦潮。小さな渦潮はしょっちゅう起こっているそうですが、見応えのある大きいものは年に3回ほど。潮の満ち引きなどから正確に予測できて、淡路島観光協会などのホームページで確認できます。

はしの日イベント第2部は「ダヴィンチの橋」制作です。

実は橋の日は同時に「箸の日」でもあります。ということで、割り箸を使ってレオナルド・ダ・ヴィンチが考案したと言われる釘も接着剤も使わない橋の模型を作ってみました。

今年2020年は新型コロナの大流行で、感染予防のためにできるだけ家で時間を過ごそうという「ステイホーム」が合言葉のように使われていますが、インターネットやテレビなどでおうち時間を楽しく過ごすアイデアがたくさん紹介されています。

その中で、ちょっとした静かなブームになっていたのがこのダヴィンチの橋(またはレオナルドの橋)。ダヴィンチといえば世界一有名な絵画と言われるモナリザの作者で、万能の天才と言われた偉人。そのダヴィンチのデザインした橋を、たった割り箸15本で制作できてしまうのです。

…とは言え、思ったより難しかったです! 

本物(?)は重さのある材木で作るので、子供がぶら下がっても壊れないし、実際に橋として使われているケースもあるのだとか。でも、割り箸だと素材自体が軽すぎて、構造を支える摩擦力がうまく機能してくれないのです。

私たちのチャレンジはYouTubeでご覧になれます。

YouTubeにはもっと上手な作成動画がたくさんあるので、ぜひ探してみてください。

ちなみに、橋の設計図を図案化してみたのが次のイラストです。組んで行く順番を色と番号で表現しました。チャレンジしてみたい方は参考にしてくださいね。

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