音楽演奏会 

イベントアイデア

音楽の秋、コンサートの冬、ゆかりの木では珍しい楽器を集めて打楽器ジャムセッション!

今回は、ゆかりの木で開催した演奏会をお届けします。ゆかりの木メンバーには音楽に 造詣が深い人が多く、所有している珍しい打楽器を集めて演奏会をやってみました。

まずは楽器の紹介。

ウィンドチャイム

ウィンドチャイムはいわゆる「風鈴」のことで、金属、木、ガラスなどでできた素材(チャイム)が紐でつるしてあり、風に揺れて音を出す楽器の総称です。この写真のように音階順に一直線にチャイムが並んでいるものは正式には「バー
チャイム」といいます。

ギロ

ギロは南米の楽器で、もともとはヒョウタンでできていましたが、今は他の木材やプラスチックなどでも作られます。 楽器の表面につけられたたくさんの溝の上を棒でこすって音を出します。

クラベス

クラベスは二本で1セットの棒状の楽器です。日本の「拍子木」と似ています。これも南米の楽器で、主に「クラーベ」というリズムを演奏するのに使われるのでこの名前がつきました。

ささら

今回の演奏会で、唯一の日本発祥の楽器です。伝統的に神事や神楽舞に使われるもので、今回のささらは「こきりこ
ささら」と呼ばれる多数の板をつなぎ合わせてある楽器です。このほか、「棒ささら」という楽器もありますが、これは上記のギロのように溝を彫った棒の上をもう一本の棒でこすって音を出すものです。

トライアングル

YouTube動画ではあまり活躍しませんでしたが、トライアングルは西洋音楽、特にクラシックでよく使われる打楽器です。金属の三角形の棒をもう一本の金属棒(ビーター)で叩いて音を出します。角の内側でビーターを上下に動かす
「トレモロ」という奏法もよく使われます。

ハンドベル

ハンドベルは正式なものは異なった音階のものを複数の奏者で演奏するのが一般的です。写真のハンドベルは内部から ベルを叩く役目をする舌(「ぜつ」と読む)が紐ではなくゴムの棒で装着されているため、横にした状態でもきれいに音が出ます。

ミニ・コンガ

これも南米の楽器で、胴長の太鼓です。本物のコンガはもっと大きいのですが、今回はミニバージョンを用意しました。コンガは皮の叩く場所によって音が変わり、中心部分は低くくぐもった音、中心と縁の間くらいを叩くと低く響く音、縁の近くを叩くと軽快に響く音が出ます。また、叩き方でも音が変わり、指先で叩くとシャープな音、指をそろえて叩くと丸い音が出ます。南米の太鼓には小さめの「ボンゴ」もありますが、ボンゴの方は胴が短く、軽い音がします。

リングベル(輪鈴)

この楽器については少し情報が乏しいのですが、ベトナムの楽器で指にはめて鳴らすもののようです。指先で押さえたり放したりして音色を変えるそうです。現地語での名前はあるのでしょうが、検索したところ「リングベル(輪鈴)」とだけ出てきました。

演奏会本番では使用しなかった楽器もあるので、練習風景と合わせてYouTubeでご覧ください。

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