聖パトリックの日

ケリアブログ

3月17日はセント・パトリックデー(聖パトリックの日)、アイルランド発祥のお祭りです。

聖パトリックは5世紀ごろの伝道師で、アイルランドに最初にキリスト教を伝えたと言われ、アイルランドの守護聖人とされています。3月17日は聖パトリックの命日で、もともとアイルランドでは教会で特別なミサを行ったりして厳かにお祝いしてきました。

19世紀、アイルランドでは深刻な飢饉が起り、イギリス、アメリカ、オーストラリアなどへ大量に移民が出て行きました。各国に定住したアイルランド系移民により、いつしか聖パトリックの日は盛大にパレードを行ったり、アイルランドの伝統食を食べたりして、祖国をしのぶ一大イベントになりました。今では、クリスマスと同じように宗教や民族に関わらずみんなで楽しむ祝日になっています。

聖パトリックは、「シャムロック」を使ってキリスト教の教えである三位一体を説明したと言われています。シャムロックとは、クローバーのような三つ葉の植物の総称だそうです。このことから、三つ葉は聖パトリックのシンボルになり、聖パトリックの日にはその色である緑のものを身につけたり飾ったりするようになりました。

ゆかりの木では、聖パトリックの日の準備として、まず緑のフェルトを切ってシャムロックやそのほかのオーナメントをたくさん作りました。市販の緑色のガーランドなども準備しました。

当日は、アイルランド系の血を引くゲストを迎え、ギターでアイルランド民謡を演奏してもらいました。

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