今回ご紹介するのはフキの信田巻きです。山形から採りたてのフキが届いたので。採ったものをすぐに送ってくれるので、届いた箱を開けるとフキのいい香りが漂います。
フキといえば、コロポックル伝説。アイヌ語で「フキの下に住む人」という意味の名前をつけられた、伝説の小人です。子供用の絵本や漫画にも登場するので、名前を聞いたことのある人も多いでしょう。ただ、フキは背の高いものだと2メートルに達するとか。フキの下にいるからといって、とりわけ体が小さいということにはならないかもしれません。
さて今回の信田巻きはかつおだし香る優しい味になっています。新鮮なフキが手に入ったら、ぜひ試してみてください。
材料
油揚げ 4枚
ニンジン 1本
いんげん 12本
フキ 12本
かんぴょう 長めのもの1本
片栗粉 少々
かつおの出し汁 2カップ
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
砂糖 大さじ2
塩 少々
① 下ごしえらえをします。フキは茹でて皮をむき、ニンジン、いんげんは棒状に切って茹で、かんぴょうは塩水でもどしておきます。
② 油揚げは熱湯をかけて油抜きし、長い1辺を残して3方を少し切り落とします。
③ 油揚げを開いて、ニンジン、いんげん、フキを巻き、2か所かんぴょうで結びます。
④ 片栗粉以外の調味料を全て合わせてから鍋に入れ、沸騰したら巻いた油揚げを入れて、焦げないよう注意しながら弱火で10~15分に詰めます。
⑤ よく味が染みた頃取り出し、食べやすい大きさに切ります。鍋の煮汁に水溶き片栗粉を足してとろみをつけ、上からかけたら出来上がり。
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